2008年 12月 26日
12月26日に思うこと
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クリスマス最後の12月26日。そして12月26日は義母の誕生日です。
義母は3年前に81歳で亡くなりました。私は義母とは4、5回ほどしか会ったこがなくてその当時はヨッヘンと結婚することも考えていませんでした。
5年前にヨッヘンのお誕生日のお祝いするために初めてエッセンに遊びに行ったのですが、その時に義母が自分で焼いたケーキを抱えてやってきました。そして、みんなでお茶とケーキでお祝いをした後、義母はもう1つのケーキを持ってヨッヘンの双子の兄のクラウスの家に向かいました。階段を下りる義母の後ろから見守るシャラポワ嬢。
ドイツでは両親が近くに住んでいる家庭は週末のどちらかに両親の家を訪れてお茶とケーキを楽しむのが一般的で、私がその後エッセンに遊びに行った時に、みんなで義母の家に行ってトランプゲームをしたのですが、その時に立て続けに負けたシャラポワ嬢が顔を真っ赤にしたこと思ったら、トランプを投げつけて泣き出しました。そんなシャラポワ嬢に肩を抱き寄せて宥めている義母。そんな2人を微笑ましく眺めていました。ドイツ語が全く話せなかった私のために遠い記憶の糸をたぐりよせるように英語で話しかけて、”私は、まだ英語を覚えてるのね!”と大喜びしていた義母。
そして、持病のパーキンソン病と上手く付き合いながら暮していた義母も、亡くなる1年前に症状が悪化し、友達とオペラ鑑賞に行った時にオペラハウスの階段や自宅や出先で転倒して
救急車でしばしば運ばれるようになりました。看護婦をしていた義母は救急隊員に自分がパーキンソン病であることや、かかりつけの病院の説明をしたりと救急車の中でも気丈にふるまっていました。でも、最後には自らが長年住み慣れた家を処分し介護つきの老人ホームに入りました。そして、亡くなる数か月前には病院での入院生活を送り、誰の手を煩わせることなくみんなに見守られて天国に行きました。
義母の訃報を聞いた私は、ヨッヘンにかける言葉も見つからないまま、1人の女性として、そして若くして夫を亡くし、女手1つで双子の息子と4歳離れた娘を育て上げた母として、優しく、強く、逞しく生き抜いた義母にお別れを言おうと思い、シュリと一緒に義母のお別れ会に参加しました。
そして、お別れ会を終え、そのままヨッヘン宅でシャラポワ嬢と一緒にクリスマスを過ごし、クリスマス最後の日の義母の誕生日の12月26日の夜に、2日後に母親と一緒にミュンヘンに引っ越しを控えたシャラポワ嬢と一緒に食事をしたのですが、その時にシャラポワ嬢が私に
”今年は、大好きなおばあちゃんが亡くなったり、飼っていた大切なマウスが死んだり、そしてママと一緒にミュンヘンに引っ越しをしないといけなくなったりで、私にとっては今年は最悪の年だと思っていたけど、最後にこうしてSonaとシュリがエッセンに来てくれたから良い年になってほんとに良かった!私もパパを残して引っ越すのは心配だったし、パパも望んでいるからこのままシュリと一緒にエッセンでパパと仲良く暮らしてね”と言いました。その言葉を聞いて、なんだか胸がじんと熱くなりました。そして、彼女との言葉通りエッセンに留まることを決めました。
そして今日は、私達にとっての大事な12月26日。朝からシュリをシュミットさんのドッグホテルに迎えに行きました。
いつものように勢いよく駆けてくるシュリ。でも、私を素通りしてヨッヘンのところに...。(笑)
家に帰ってお風呂へ直行してシャンプーをしました。ぬれ鼠のシュリです。(笑)
シャラポワ嬢とクリスマスツリーの前でハイ、ポーズ!(笑)
シャラポワ嬢がミュンヘンに帰る前に、みんなで義母のお墓参りに行きました。
お友達に会ってご挨拶をするシュリ。
お墓参りの後に空港に直行しました。シャラポワ嬢を見送ってから、到着ロビーで長男夫婦の到着を待つ私達。が、しかし、1時間待っても2人は出てきません。”何か問題があったのかな?”の予感的中。旅にハプニングはつきものだけど、2人のスーツケースがlost baggageで見つからなくて、航空会社のカウンターでオカンは激怒り!(笑)手続きをすませて、後は1日も早く2人のスーツケースが我が家に到着するのを待つのみです。(苦笑)
3年ぶりのご対面なのに、シュリはお嫁さん目がけて一目さんに走っていきます。(爆)
でも、家に着くと久しぶりの長男に抱かれて、うっとりしています。(笑)
男同志の約束のミニコンサートの始まりです。
私達のとても大切なこの日に長男夫婦がエッセンに遊びに来てくれて、12月26日が更に特別な日になりました。今日は、ビールを飲みながらいっぱいしゃべりました。無事到着の報告をしぃちゃんに電話をしていろいろと計画も立てました。今日から始まる1週間の滞在が、長男夫婦のハネムーンとして楽しんでいもらえるように、ヨッヘン父さんもいろいろと予定を組んでいるようです。どんな1週間になるのか私も楽しみです。
義母は3年前に81歳で亡くなりました。私は義母とは4、5回ほどしか会ったこがなくてその当時はヨッヘンと結婚することも考えていませんでした。
5年前にヨッヘンのお誕生日のお祝いするために初めてエッセンに遊びに行ったのですが、その時に義母が自分で焼いたケーキを抱えてやってきました。そして、みんなでお茶とケーキでお祝いをした後、義母はもう1つのケーキを持ってヨッヘンの双子の兄のクラウスの家に向かいました。階段を下りる義母の後ろから見守るシャラポワ嬢。
ドイツでは両親が近くに住んでいる家庭は週末のどちらかに両親の家を訪れてお茶とケーキを楽しむのが一般的で、私がその後エッセンに遊びに行った時に、みんなで義母の家に行ってトランプゲームをしたのですが、その時に立て続けに負けたシャラポワ嬢が顔を真っ赤にしたこと思ったら、トランプを投げつけて泣き出しました。そんなシャラポワ嬢に肩を抱き寄せて宥めている義母。そんな2人を微笑ましく眺めていました。ドイツ語が全く話せなかった私のために遠い記憶の糸をたぐりよせるように英語で話しかけて、”私は、まだ英語を覚えてるのね!”と大喜びしていた義母。
そして、持病のパーキンソン病と上手く付き合いながら暮していた義母も、亡くなる1年前に症状が悪化し、友達とオペラ鑑賞に行った時にオペラハウスの階段や自宅や出先で転倒して
救急車でしばしば運ばれるようになりました。看護婦をしていた義母は救急隊員に自分がパーキンソン病であることや、かかりつけの病院の説明をしたりと救急車の中でも気丈にふるまっていました。でも、最後には自らが長年住み慣れた家を処分し介護つきの老人ホームに入りました。そして、亡くなる数か月前には病院での入院生活を送り、誰の手を煩わせることなくみんなに見守られて天国に行きました。
義母の訃報を聞いた私は、ヨッヘンにかける言葉も見つからないまま、1人の女性として、そして若くして夫を亡くし、女手1つで双子の息子と4歳離れた娘を育て上げた母として、優しく、強く、逞しく生き抜いた義母にお別れを言おうと思い、シュリと一緒に義母のお別れ会に参加しました。
そして、お別れ会を終え、そのままヨッヘン宅でシャラポワ嬢と一緒にクリスマスを過ごし、クリスマス最後の日の義母の誕生日の12月26日の夜に、2日後に母親と一緒にミュンヘンに引っ越しを控えたシャラポワ嬢と一緒に食事をしたのですが、その時にシャラポワ嬢が私に
”今年は、大好きなおばあちゃんが亡くなったり、飼っていた大切なマウスが死んだり、そしてママと一緒にミュンヘンに引っ越しをしないといけなくなったりで、私にとっては今年は最悪の年だと思っていたけど、最後にこうしてSonaとシュリがエッセンに来てくれたから良い年になってほんとに良かった!私もパパを残して引っ越すのは心配だったし、パパも望んでいるからこのままシュリと一緒にエッセンでパパと仲良く暮らしてね”と言いました。その言葉を聞いて、なんだか胸がじんと熱くなりました。そして、彼女との言葉通りエッセンに留まることを決めました。
そして今日は、私達にとっての大事な12月26日。朝からシュリをシュミットさんのドッグホテルに迎えに行きました。
いつものように勢いよく駆けてくるシュリ。でも、私を素通りしてヨッヘンのところに...。(笑)
家に帰ってお風呂へ直行してシャンプーをしました。ぬれ鼠のシュリです。(笑)
シャラポワ嬢とクリスマスツリーの前でハイ、ポーズ!(笑)
シャラポワ嬢がミュンヘンに帰る前に、みんなで義母のお墓参りに行きました。
お友達に会ってご挨拶をするシュリ。
お墓参りの後に空港に直行しました。シャラポワ嬢を見送ってから、到着ロビーで長男夫婦の到着を待つ私達。が、しかし、1時間待っても2人は出てきません。”何か問題があったのかな?”の予感的中。旅にハプニングはつきものだけど、2人のスーツケースがlost baggageで見つからなくて、航空会社のカウンターでオカンは激怒り!(笑)手続きをすませて、後は1日も早く2人のスーツケースが我が家に到着するのを待つのみです。(苦笑)
3年ぶりのご対面なのに、シュリはお嫁さん目がけて一目さんに走っていきます。(爆)
でも、家に着くと久しぶりの長男に抱かれて、うっとりしています。(笑)
男同志の約束のミニコンサートの始まりです。
私達のとても大切なこの日に長男夫婦がエッセンに遊びに来てくれて、12月26日が更に特別な日になりました。今日は、ビールを飲みながらいっぱいしゃべりました。無事到着の報告をしぃちゃんに電話をしていろいろと計画も立てました。今日から始まる1週間の滞在が、長男夫婦のハネムーンとして楽しんでいもらえるように、ヨッヘン父さんもいろいろと予定を組んでいるようです。どんな1週間になるのか私も楽しみです。
by mitshuri
| 2008-12-26 23:35
| 生活
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