2009年 07月 13日
帰る場所
|
楽しい時間が過ぎるのは、ほんとに早いです。一時帰国の2週間の滞在を終え明日の朝、関空を発ってエッセンに帰ります。一時帰国をする度に思うのは、日本とドイツに帰る国が2っあって、良かったと思います。そして、私が生まれ育った神戸にも実家ともう1っ帰る場所があることも、ほんとに嬉しいです。もう1っの帰る場所は私がエッセンに引っ越すまでに12年間勤めた会社です。以前にもブログで書きましたが、私は、離婚後しばらくは子供達の成長に合わせて仕事を変えていましたが、最終的に貿易会社で働くという目標を持っていたので、その職を手に入れた時の喜びは今でも覚えているし、それがまるで昨日のことのようにも思います。
その会社は華僑の経営する家族経営の貿易会社で仕事を覚えるだけでなく、私の大好きな香港がほんとに身近に感じられ、香港の食と文化と歴史も学ぶことが出来たのは、本当にラッキーでした。長年勤めた会社への思い入れもいっぱいあったので、会社を去る時は寂しさもいっぱいでした。
そして、いよいよ会社を去るその日が来た時に、会社の社長の奥さんからお別れの言葉以外にも手紙を頂きました。家に帰って封筒を開けると手紙には、
”あなたは、今日で会社を去りますが、あなたは今日から私達の家族の一員です。そんなあなたに、私が家族から譲り受けたこのペンダントを、今度はあなたが譲り受けてもらえたらと思います。”と書かれていました。その手紙を読んで12年間この会社で働くことが出来てほんとに良かったと思いました。
奥さんから頂いたそのペンダントは宝物であると同時にお守りです。なので、何かある時は必ず身につけています。そして、その会社を去って3年が過ぎようとしていますが、日本に帰る度に会社にお邪魔するのですが、いつもみんなの”おかえり~!”の声を聞くと神戸に帰ってきたと実感します。そして、みんなで食事をするのも楽しみで、時には忘年会にも参加させてもらっています。(笑)
今回も会社に遊びに行ったのですが、社長は香港と中国の出張中で、しかも帰ってくる日は、私がドイツに帰る日で会うことは出来なかったのですが、関空からかかってきた電話で、社長の元気な声が聞けて嬉しかったです。そして、今日は奥さんからランチを招待してもらいました。神戸滞在の最後のランチはやっぱり和食です。会社の近くにある素敵な和食の店に連れて行ってもらいました。
緑のお豆腐は、こくがあって豆の栄養がたっぷりです。
ごぼうと、ちりめんじゃこの入ったしゃきしゃきサラダ。
9種類のおかずが美しく並べられています。
豚の角煮の竜田揚げは美味しいです。
ヨッヘンは、ちりめんじゃこのご飯を
私は、山芋のとろろかけご飯を選びました。
デザートはブルーベリーの入ったヨーグルトです。
神戸到着2日目に会社の仲間と一緒にランチをして、今日は奥さんとランチをしながら会社の話や私のエッセンでの生活の話等々いっぱいしました。また、次回に帰ってきた時も楽しみです!
そして、お腹いっぱいでホテルで寛いでいると、ホテルに友達のイクチャンがミスタードーナッツの差し入れを持って遊びに来てくれました。なので、部屋でお互いの近況報告をしてゆっくり過ごしました。でも、ヨッヘンが最後の買い物をしたいと言い出したので、イクチャンにはヨッヘンの買い物をつきあってもらって駅でお別れをしました。
夜になって荷作りをすませませて一段落していると、ホテルまで社長の奥さんが、美しい和服姿の長女のカナちゃんと一緒に会いに来て下さいました。いろいろ話をしていると、次回の一時帰国の話題になっったのですが、私の場合は1人に帰るにしても2週間の滞在がちょうどいいように思います。と言うのも、1人で帰った場合は実家に泊まるのですが、1週間を過ぎたあたりにシュリのことが恋しくなるし、そして、母の小言も増えてこの年になっても恥ずかしながら親子喧嘩にまで発展する時もあります。そして、去年は長男、二男の結婚が続いて、今年は孫の貫太朗も生まれたので、ヨッヘンと一緒の一時帰国が続いて、ヨッヘンは日本が大好きなので、神戸だけでなくあちこちと観光をしたいので、日本国内を旅行するのも楽しいのですが、今回は、貫太朗に会って、やはり孫の存在は大きくて私の中で里心が大きくなったように感じます。ヨッヘンと出会う前に私が作った家族が神戸にあります。なので、私にとっては神戸は、やっぱり”帰る場所”です。エッセンで暮らし始めて丸3年になろうとしています。最初の1年は、私の諸事情で頻繁に帰国を繰り返していたのですが、去年あたりから一時帰国の回数も徐々に減っていき、私の中では、今年からはエッセンで落ち着いて生活をするためにも年に1回がいいのかな?なんて思いましたが、可愛い孫の貫太朗の顔を見て、その考えは消え去りました。可愛い孫の貫太朗に会いに、体力の続く限り神戸に帰ってきます!(笑)
先日、二男夫婦宅に遊びに行った時に、貫太朗の写真をいっぱい見せてもらいました。その時に、二男が、”オカン、好きな写真があったら持って帰ってええで。”と、言ったので、何枚か写真をもらいました。
生まれて数時間後の貫太郎の写真です。
その生まれて間もない貫太朗が、しっかりと力強くお母さんの指を握りしめています。
最近の貫太朗は、読書にいそしんでいるようです。(笑)
今回初めて、”エッセンにまだ帰りたくない!”と、思ってしまいした。(苦笑)
でも、そうはいかないことは百も承知です。なので、空っぽになった貫太朗のお土産の入っていたスーツケースに、楽しい思い出をいっぱい詰め込んで、シュリと、そして旦那さんの出張がまたしても延びてしまったしぃちゃんが待つエッセンに帰ります。
神戸で楽しい時間を一緒に過ごした友達家族と、そして、お忙しい中時間を作って私達に会って下さった方々に心からありがとうございます!
そして、最後に私の日本滞在中の孫の貫太郎朗のばばバカ日記と食い倒れ日記におつきあい下さって、ほんとにありがとうございました。
その会社は華僑の経営する家族経営の貿易会社で仕事を覚えるだけでなく、私の大好きな香港がほんとに身近に感じられ、香港の食と文化と歴史も学ぶことが出来たのは、本当にラッキーでした。長年勤めた会社への思い入れもいっぱいあったので、会社を去る時は寂しさもいっぱいでした。
そして、いよいよ会社を去るその日が来た時に、会社の社長の奥さんからお別れの言葉以外にも手紙を頂きました。家に帰って封筒を開けると手紙には、
”あなたは、今日で会社を去りますが、あなたは今日から私達の家族の一員です。そんなあなたに、私が家族から譲り受けたこのペンダントを、今度はあなたが譲り受けてもらえたらと思います。”と書かれていました。その手紙を読んで12年間この会社で働くことが出来てほんとに良かったと思いました。
奥さんから頂いたそのペンダントは宝物であると同時にお守りです。なので、何かある時は必ず身につけています。そして、その会社を去って3年が過ぎようとしていますが、日本に帰る度に会社にお邪魔するのですが、いつもみんなの”おかえり~!”の声を聞くと神戸に帰ってきたと実感します。そして、みんなで食事をするのも楽しみで、時には忘年会にも参加させてもらっています。(笑)
今回も会社に遊びに行ったのですが、社長は香港と中国の出張中で、しかも帰ってくる日は、私がドイツに帰る日で会うことは出来なかったのですが、関空からかかってきた電話で、社長の元気な声が聞けて嬉しかったです。そして、今日は奥さんからランチを招待してもらいました。神戸滞在の最後のランチはやっぱり和食です。会社の近くにある素敵な和食の店に連れて行ってもらいました。
緑のお豆腐は、こくがあって豆の栄養がたっぷりです。
ごぼうと、ちりめんじゃこの入ったしゃきしゃきサラダ。
9種類のおかずが美しく並べられています。
豚の角煮の竜田揚げは美味しいです。
ヨッヘンは、ちりめんじゃこのご飯を
私は、山芋のとろろかけご飯を選びました。
デザートはブルーベリーの入ったヨーグルトです。
神戸到着2日目に会社の仲間と一緒にランチをして、今日は奥さんとランチをしながら会社の話や私のエッセンでの生活の話等々いっぱいしました。また、次回に帰ってきた時も楽しみです!
そして、お腹いっぱいでホテルで寛いでいると、ホテルに友達のイクチャンがミスタードーナッツの差し入れを持って遊びに来てくれました。なので、部屋でお互いの近況報告をしてゆっくり過ごしました。でも、ヨッヘンが最後の買い物をしたいと言い出したので、イクチャンにはヨッヘンの買い物をつきあってもらって駅でお別れをしました。
夜になって荷作りをすませませて一段落していると、ホテルまで社長の奥さんが、美しい和服姿の長女のカナちゃんと一緒に会いに来て下さいました。いろいろ話をしていると、次回の一時帰国の話題になっったのですが、私の場合は1人に帰るにしても2週間の滞在がちょうどいいように思います。と言うのも、1人で帰った場合は実家に泊まるのですが、1週間を過ぎたあたりにシュリのことが恋しくなるし、そして、母の小言も増えてこの年になっても恥ずかしながら親子喧嘩にまで発展する時もあります。そして、去年は長男、二男の結婚が続いて、今年は孫の貫太朗も生まれたので、ヨッヘンと一緒の一時帰国が続いて、ヨッヘンは日本が大好きなので、神戸だけでなくあちこちと観光をしたいので、日本国内を旅行するのも楽しいのですが、今回は、貫太朗に会って、やはり孫の存在は大きくて私の中で里心が大きくなったように感じます。ヨッヘンと出会う前に私が作った家族が神戸にあります。なので、私にとっては神戸は、やっぱり”帰る場所”です。エッセンで暮らし始めて丸3年になろうとしています。最初の1年は、私の諸事情で頻繁に帰国を繰り返していたのですが、去年あたりから一時帰国の回数も徐々に減っていき、私の中では、今年からはエッセンで落ち着いて生活をするためにも年に1回がいいのかな?なんて思いましたが、可愛い孫の貫太朗の顔を見て、その考えは消え去りました。可愛い孫の貫太朗に会いに、体力の続く限り神戸に帰ってきます!(笑)
先日、二男夫婦宅に遊びに行った時に、貫太朗の写真をいっぱい見せてもらいました。その時に、二男が、”オカン、好きな写真があったら持って帰ってええで。”と、言ったので、何枚か写真をもらいました。
生まれて数時間後の貫太郎の写真です。
その生まれて間もない貫太朗が、しっかりと力強くお母さんの指を握りしめています。
最近の貫太朗は、読書にいそしんでいるようです。(笑)
今回初めて、”エッセンにまだ帰りたくない!”と、思ってしまいした。(苦笑)
でも、そうはいかないことは百も承知です。なので、空っぽになった貫太朗のお土産の入っていたスーツケースに、楽しい思い出をいっぱい詰め込んで、シュリと、そして旦那さんの出張がまたしても延びてしまったしぃちゃんが待つエッセンに帰ります。
神戸で楽しい時間を一緒に過ごした友達家族と、そして、お忙しい中時間を作って私達に会って下さった方々に心からありがとうございます!
そして、最後に私の日本滞在中の孫の貫太郎朗のばばバカ日記と食い倒れ日記におつきあい下さって、ほんとにありがとうございました。
by mitshuri
| 2009-07-13 23:42
| 生活
シュリからのお願い!ポチっとよろしくね!