2010年 09月 10日
ロシアより愛をこめて
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今朝は、目覚ましよりも早く5時に目が覚めました。シャワーと食事をすませ、迎えのタクシーに乗って、空港に向かいました。チェックイン手続きもすんなりすんで、ルフトハンザのラウンジで待つこと搭乗まで待つこと2時間。そして、飛行機が離陸して間もなく機内食のサービスが始まりました。ホモマンの客室乗務員係から”チキンが良いですか?それともドイツのソーセージが良いですか?”と、聞かれて、”夫が、ドイツのソーセージが美味しいと言ったので、ソーセージをお願いします。”と、ヨッヘン風ジョークでお願いすると、そのホモマンの客室乗務員係は、にっこり微笑みながら、“あなたのご主人のチョイスは、正しいです。ゆっくり味わって下さい。”と言いました。
これが、ヨッヘンお勧めの機内食です。ドイツではお馴染みのソーセージとSauerkraut(ザワークラフト 酸っぱいキャベツの漬物)とマッシュポテトのつけ合わせですが、確かに美味しいです!特にソーセージのソースが美味しくて大満足です。(笑)
3時間のフライトは、揺れることなく快適で、あっという間にМосква-Домодедово(モスクワ ドモジェドヴォ)空港に到着しました。初めてモスクワに行った時は、シェレメーチエヴォ空港だったのですが、施設が古く、2年前からルフトハンザ航空はドモジェドヴォ空港の乗り入れ開始をしたのですが、やはりキレイです。そして、いつも長蛇の列を作っているパスポートコントロールに、なぜか1番乗り!そして、スーツケースも早く出てきたので、ヨッヘンの予想を裏切り到着ゲートに直ぐに出てきた私を見てびっくりしています。そして、ドライバーのサーシャが待つ駐車場へと向かったのでありました。
1ヶ月前に買い換えたおニューの社用車。以前は、黒でしたが今回は白です。日本では、まだ馴染みがないと思いますが、Škoda(シュコダ)は、チェコの自動車メーカーで、フォルクスワーゲンの子会社。車の中に入ると新車の良い匂いがします。そして、乗り心地も良いです。自分の車ではないのに、自慢しまくるヨッヘン。(笑)
記念写真とヨッヘンの自慢が終わったところで、ダーチャへレッツゴー!今回は、渋滞に巻き込まれることなく、サーシャが近道を走ってくれたこともあって、これまたヨッヘンの予想を裏切って1時間ほどで到着しました。
この踏切を渡ると、すぐそこにダーチャがあるのですが、1度踏切が閉まると、待つこと20分。その間4、5台の電車が走ります。そして、電車の車両の数がとてつもなく多いです。なので、踏切が上がるまで、待っている車の数が増えて数珠つなぎになっています。
電車オタクになりつつある貫太朗が、この電車を見ると喜ぶかなと思いつつ、まだかまだかと踏切が上がるのを待つ私。
そして、ダーチャに到着です!赤い建物がゲスト用になっていて、私達もこの赤い棟のダーチャの部屋を使わせてもらいます。毎回、思うのですが、私にとっては、ダーチャと言うよりも、快適で心地良く過ごせるプチペンションのような感じがします。
本日のモスクワの気温は24度。そして、快晴です!青空に広がる飛行機雲。
ロシアでは、дача(ダーチャ 家庭菜園付き別荘)は、一般的で、普段、近隣の都会に居住し、週末や休暇をダーチャで過ごしている人が殆どで、そのダーチャの大きさも家庭によってさまざまです。中には、ダーチャというよりもまるでお城のようなダーチャもあってびっくりします。お城のようなダーチャには防犯のために塀で、中が見えないように覆われていて、お散歩がてらのダーチャ見学もなかなか楽しいです。
ロシアの一般的なおもてなしは、飲み物だけでなく、必ず食べ物も一緒なんだそうです。そんなわけで、さっそくこのサーモンの野菜スープとロシアのパンを頂きました。このスープは、ほんとに美味しくて、お代わりをしてしまいました。(笑)
このサワークリームをスープに入れると、味が一層美味しくなります。
ヨッヘンの長年の友でもある、このダーチャの女主人であるクセーニャは4匹の猫を飼っています。この猫はべラ。ゲスト用のダーチャに入れるのはベラだけです。
この猫は、ダニエル。動きがしなやかで、そして、人懐っこくて可愛い~!
犬とは違う猫の魅力について、昔、13匹の猫達と暮らしていたヨッヘンが語り始めました。
こんな器用なポーズも出来ます。なんか、ティンティンみたい!(笑)
ミャオ~!ミャオ~!の鳴き声も可愛いです。
庭のテラスで寛いでいると、
テーブルの下に、4匹の中で1番古株の猫がやってきました。
家庭菜園には、スパイスになる野菜やカボチャが植えられていました。
今年の夏の猛暑による自然発生の森林火災の被害はまぬがれましたが、それでも、地面の熱で焦げた状態になっている植物もあって、そのすごさを物語っています。連続の猛暑の間は、毎日24時間、庭のスプリンクラーの水を出しっぱなしにしていたそうです。それでもダメになった野菜もあるので、猛暑がおさまってから、全部種を植えかえて、また育て始めているそうです。
晩ごはんが始まるまで時間があるので、部屋で本を読んだり、近所を散歩したり、のんびりと寛ぎました。クセーニャの旦那さんのゲナは魚が大好きで、魚の部屋があって、ミニ水族館のようです。左側の大きな水槽の水は200リットルの水を定期的に入れ替えないといけないそうです。ゲナは、更に400リットル用の水槽がほしいようなのですが、クセーニャが猛反対していると苦笑していました。
この黒と黄色の魚は肉食と聞いてビックリ!クセーニャの気持ちがわかります。(笑)
今日の晩ごはんのロシアのハンバーグのкатлеты(カットレティ)の準備をするクセーニャ。
その様子を伺っている猫ちゃん。
日が暮れると、さすがに寒くて焚火を起こすヨッヘンとリリヤ。
お尻を温めているヨッヘン。(笑)
ロシアのグリーンビールは、すごい軽いので、お酒に弱い私でもグビグビ飲めます。
いよいよ晩ごはんの始まりです!ロシアのソーセージも登場です。
いろんな野菜がたっぷり入ったサラダは、ほんとに美味しいです!
そして、私の大好きなグリーチカ!グリーチカは蕎麦の実で出来ていて、ドイツ人にとってのジャガイモ、そして、日本人にとっては米のような感じでロシアの家庭の食卓に並ぶ食べ物です。文字に現わせない不思議な味がしてすごく美味しいんです。お醤油と合うような感じがします。炊飯ジャーでも作れるので、一度挑戦してみようと思います。
ロシアのパンもテーブルに並んでいます。
お皿にグリーチカ、野菜サラダとカットレティを並べて頂きます~!ガーリックがたっぷり入ったチェコ風のカットレティのソースが美味なり!
そして、ロシアと言えば、忘れてはいけないのがводка(ヴォートカ)です。こういう食事の場で自然と誰かが短いスピーチをします。そして、そのスピーチが終わると、”みんなの健康のために!”とか、”みんなの幸せを願って!”と、必ず乾杯をして、
ウォッカを飲みほした後、ウォッカを割る感じなのか、オレンジジュースを飲みます。今回はチェリージュースでしたが、このジェリージュースがほんとに美味しくて、私はこのチェリージュースで乾杯をしました。
このウォッカの乾杯の儀式は、永遠に続くのですが、その合間にもビールやシャンパンや赤ワインも飲んだりと、毎回、ロシアの人達のお酒を飲む量とお酒の強さには驚きます。夜の宴は夜の9時から始まって、寒いので途中、家の中に移動して朝の明け方の4時まで続きます。もちろん、ウォッカでの乾杯も何回も繰り返し、次から次といろんな話題でしゃべり、途中で誰からともなく、歌ったり踊ったりと、ほんとに楽しんです。お酒の飲めない私でも、その雰囲気が楽しくて調子に乗って、日本では、加藤登紀子さんが歌っているロシアの歌の”100万本のバラ”(←音が出ます。)のサビの部分だけ歌ってしまいました。残念ながら私達は、4時までつきあう体力を持ち合わせてなくて、2時で部屋に引きあげましたが、それにしても、恐るべしロシア人のパワーを改めて感じたのでありました。(笑)
クセーニャのジャケットの中にすっぽりと丸まっているダニエルが可愛い!
これが、ヨッヘンお勧めの機内食です。ドイツではお馴染みのソーセージとSauerkraut(ザワークラフト 酸っぱいキャベツの漬物)とマッシュポテトのつけ合わせですが、確かに美味しいです!特にソーセージのソースが美味しくて大満足です。(笑)
3時間のフライトは、揺れることなく快適で、あっという間にМосква-Домодедово(モスクワ ドモジェドヴォ)空港に到着しました。初めてモスクワに行った時は、シェレメーチエヴォ空港だったのですが、施設が古く、2年前からルフトハンザ航空はドモジェドヴォ空港の乗り入れ開始をしたのですが、やはりキレイです。そして、いつも長蛇の列を作っているパスポートコントロールに、なぜか1番乗り!そして、スーツケースも早く出てきたので、ヨッヘンの予想を裏切り到着ゲートに直ぐに出てきた私を見てびっくりしています。そして、ドライバーのサーシャが待つ駐車場へと向かったのでありました。
1ヶ月前に買い換えたおニューの社用車。以前は、黒でしたが今回は白です。日本では、まだ馴染みがないと思いますが、Škoda(シュコダ)は、チェコの自動車メーカーで、フォルクスワーゲンの子会社。車の中に入ると新車の良い匂いがします。そして、乗り心地も良いです。自分の車ではないのに、自慢しまくるヨッヘン。(笑)
記念写真とヨッヘンの自慢が終わったところで、ダーチャへレッツゴー!今回は、渋滞に巻き込まれることなく、サーシャが近道を走ってくれたこともあって、これまたヨッヘンの予想を裏切って1時間ほどで到着しました。
この踏切を渡ると、すぐそこにダーチャがあるのですが、1度踏切が閉まると、待つこと20分。その間4、5台の電車が走ります。そして、電車の車両の数がとてつもなく多いです。なので、踏切が上がるまで、待っている車の数が増えて数珠つなぎになっています。
電車オタクになりつつある貫太朗が、この電車を見ると喜ぶかなと思いつつ、まだかまだかと踏切が上がるのを待つ私。
そして、ダーチャに到着です!赤い建物がゲスト用になっていて、私達もこの赤い棟のダーチャの部屋を使わせてもらいます。毎回、思うのですが、私にとっては、ダーチャと言うよりも、快適で心地良く過ごせるプチペンションのような感じがします。
本日のモスクワの気温は24度。そして、快晴です!青空に広がる飛行機雲。
ロシアでは、дача(ダーチャ 家庭菜園付き別荘)は、一般的で、普段、近隣の都会に居住し、週末や休暇をダーチャで過ごしている人が殆どで、そのダーチャの大きさも家庭によってさまざまです。中には、ダーチャというよりもまるでお城のようなダーチャもあってびっくりします。お城のようなダーチャには防犯のために塀で、中が見えないように覆われていて、お散歩がてらのダーチャ見学もなかなか楽しいです。
ロシアの一般的なおもてなしは、飲み物だけでなく、必ず食べ物も一緒なんだそうです。そんなわけで、さっそくこのサーモンの野菜スープとロシアのパンを頂きました。このスープは、ほんとに美味しくて、お代わりをしてしまいました。(笑)
このサワークリームをスープに入れると、味が一層美味しくなります。
ヨッヘンの長年の友でもある、このダーチャの女主人であるクセーニャは4匹の猫を飼っています。この猫はべラ。ゲスト用のダーチャに入れるのはベラだけです。
この猫は、ダニエル。動きがしなやかで、そして、人懐っこくて可愛い~!
犬とは違う猫の魅力について、昔、13匹の猫達と暮らしていたヨッヘンが語り始めました。
こんな器用なポーズも出来ます。なんか、ティンティンみたい!(笑)
ミャオ~!ミャオ~!の鳴き声も可愛いです。
庭のテラスで寛いでいると、
テーブルの下に、4匹の中で1番古株の猫がやってきました。
家庭菜園には、スパイスになる野菜やカボチャが植えられていました。
今年の夏の猛暑による自然発生の森林火災の被害はまぬがれましたが、それでも、地面の熱で焦げた状態になっている植物もあって、そのすごさを物語っています。連続の猛暑の間は、毎日24時間、庭のスプリンクラーの水を出しっぱなしにしていたそうです。それでもダメになった野菜もあるので、猛暑がおさまってから、全部種を植えかえて、また育て始めているそうです。
晩ごはんが始まるまで時間があるので、部屋で本を読んだり、近所を散歩したり、のんびりと寛ぎました。クセーニャの旦那さんのゲナは魚が大好きで、魚の部屋があって、ミニ水族館のようです。左側の大きな水槽の水は200リットルの水を定期的に入れ替えないといけないそうです。ゲナは、更に400リットル用の水槽がほしいようなのですが、クセーニャが猛反対していると苦笑していました。
この黒と黄色の魚は肉食と聞いてビックリ!クセーニャの気持ちがわかります。(笑)
今日の晩ごはんのロシアのハンバーグのкатлеты(カットレティ)の準備をするクセーニャ。
その様子を伺っている猫ちゃん。
日が暮れると、さすがに寒くて焚火を起こすヨッヘンとリリヤ。
お尻を温めているヨッヘン。(笑)
ロシアのグリーンビールは、すごい軽いので、お酒に弱い私でもグビグビ飲めます。
いよいよ晩ごはんの始まりです!ロシアのソーセージも登場です。
いろんな野菜がたっぷり入ったサラダは、ほんとに美味しいです!
そして、私の大好きなグリーチカ!グリーチカは蕎麦の実で出来ていて、ドイツ人にとってのジャガイモ、そして、日本人にとっては米のような感じでロシアの家庭の食卓に並ぶ食べ物です。文字に現わせない不思議な味がしてすごく美味しいんです。お醤油と合うような感じがします。炊飯ジャーでも作れるので、一度挑戦してみようと思います。
ロシアのパンもテーブルに並んでいます。
お皿にグリーチカ、野菜サラダとカットレティを並べて頂きます~!ガーリックがたっぷり入ったチェコ風のカットレティのソースが美味なり!
そして、ロシアと言えば、忘れてはいけないのがводка(ヴォートカ)です。こういう食事の場で自然と誰かが短いスピーチをします。そして、そのスピーチが終わると、”みんなの健康のために!”とか、”みんなの幸せを願って!”と、必ず乾杯をして、
ウォッカを飲みほした後、ウォッカを割る感じなのか、オレンジジュースを飲みます。今回はチェリージュースでしたが、このジェリージュースがほんとに美味しくて、私はこのチェリージュースで乾杯をしました。
このウォッカの乾杯の儀式は、永遠に続くのですが、その合間にもビールやシャンパンや赤ワインも飲んだりと、毎回、ロシアの人達のお酒を飲む量とお酒の強さには驚きます。夜の宴は夜の9時から始まって、寒いので途中、家の中に移動して朝の明け方の4時まで続きます。もちろん、ウォッカでの乾杯も何回も繰り返し、次から次といろんな話題でしゃべり、途中で誰からともなく、歌ったり踊ったりと、ほんとに楽しんです。お酒の飲めない私でも、その雰囲気が楽しくて調子に乗って、日本では、加藤登紀子さんが歌っているロシアの歌の”100万本のバラ”(←音が出ます。)のサビの部分だけ歌ってしまいました。残念ながら私達は、4時までつきあう体力を持ち合わせてなくて、2時で部屋に引きあげましたが、それにしても、恐るべしロシア人のパワーを改めて感じたのでありました。(笑)
クセーニャのジャケットの中にすっぽりと丸まっているダニエルが可愛い!
by mitshuri
| 2010-09-10 23:12
| 旅行
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