2011年 03月 29日
スウェーデンへ
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帰りのフライトまで時間があるので、朝からエーレスンド海峡を挟んで対岸にあるスウェーデン南部の3番目に大きい都市のMalmö(マルメ)に行きました。2000年にÖresundsbron(エーレスンド大橋)が完成したので、バスを利用すると1時間ちょっと、電車を利用すると40分で行けます。なので、行きはバスで、帰りは電車を使うことにしました。
行きの飛行機の窓から見えたエーレスンド大橋。
バスから下りて、さっそく街の散策を開始しました。
朝からどんよりと曇っていて風もあります。風になびく旗。
古い建物が並ぶスウェーデン・マルメのストートリィ広場。
広場の前にあるホテルのカフェで、2度目の朝食を取ることにしました。
レトロな感じで、雰囲気のあるカフェでした。
お腹も一杯になったところで、散歩をすることにしました。
ヨッヘンの大好きなパサージュ。
更に歩いて行くと、昔の農家のような感じの建物が並ぶ広場に出てきました。
のどかな感じがして、可愛い建物が並んでいます。
インテリアデザインの小さな美術館のようです。
国が違うから当然なのでしょうけど、コペンハーゲンとはまた違った魅力のある街です。
歩いていると、ブドウを発見したり、
フラットの入り口の色使いが、ほんとに可愛いです。
”僕は、車も銀行もドイツは信じない!スウェーデンを信じる!”が口癖のヨッヘン。最初にそれを聞いた時は、得意の訳のわからん冗談かと思ったら、ほんとに車も銀行口座もスウェーデンのものです。と言っても、名前は残っていますが、他の国に買収されましたが…!
なので、VOLVOのパトカーを見つけては、1人で”クククッ!”とウケてます。
ガイドブックも地図も持たず、気の向くままに歩くのも、これまた楽しいです。素敵な雑貨屋さんを見つけました。
コペンハーゲンと同じく、ほんとに無駄のないシンプルな感じが素敵です。右側に並べて掛けられている木は、かぱっと開けると、マグカップ掛けになっています。
室内インテリアの店ものぞいてみました。
どのようにすれば、シンプルで素敵な部屋作りが出来るのかと思います。
なので、そんな私の素朴な質問を店の人にぶつけてみました。すると、その女性が、”北欧の冬は1年の間で8ヶ月、暗くて長いので、家で過ごす時間が多いから、快適に過ごせるために、灯だけでなく、窓からの光を利用して、工夫をするのよ。私にとっては、インテリアは生活の一部になってるわ。”と、おっしゃいました。確かに、ドイツ以上に北欧の冬は、寒いだけでなく日照時間が少ないです。2年前の4月にフィンランド旅行をした時に、海面の一部が凍っているのを見てびっくりしました。ドイツは、北欧ほどではないけれど、そう思うと、いろんなものがごちゃまぜになった我が家、別名”お化け屋敷”をなんとかせな!と、思ったのは言うまでもあるまい…!(笑)
朝は、どんよりと曇っていて風も吹いていましたが、青空が広がってきました。
そして、私達はMalmö centralstation(マルメ中央駅)へと向かいました。
垢抜けたスタイリッシュな駅のホーム。
ホームの壁をプロジェクターにて写りだされる画像が、景色のように見えます。
車内もゆったりとしていて、寛ぐヨッヘン。
Copenhagen Central Station (コペンハーゲン中央駅)に帰ってきました。
ホームに入ってくる電車。
コペンハーゲン中央駅もしぶい趣があります。
コペンハーゲンを去る前に、食べ納めをしました。魚のスープ、美味なり!
ロブスターを手づかみでかぶりつく私を見て、おののくヨッヘン。
最後に、馬に乗ったおまわりさんを見て、興奮する私。
コペンハーゲンに着いて、最初に気がついたのは、街中を走るタクシーがメルセデス.ベンツの多いことです。なので、さっそく運転手さんに質問すると、”タクシーの80%はメルセデス。そして、自動車収得税が180%かかるんですよ。”と聞いて、これまたビックリ!そして、所得税は25%です。なので、物価は高いです。それは、スウェーデンも同じで、マルメで買い物をした時に、店の人とヨッヘンが他愛のないおしゃべりをしていたのですが、税金の話題になった時に、その店の人が、”確かに、税金は高いけど、医療費や老後の心配をしなくていいのは快適で、スウェーデンでは、季節の良い春と夏をスウェーデンで過ごし、寒い冬を暖かい国で過ごす年金受給者の人達が多いんです。僕も将来は、そのようにして過ごすつもりです。”と、言いました。その話を聞いて、税金の使い道が明確なのは良いなと思いつつ、近い将来、年金受給生活を過ごす私達はどうなるのかな?と、思いました。
コペンハーゲンとマルメの街で出会った人達は、誰もみな優しくて、明るくて、笑顔の素敵な人達ばかりでした。なので、コペンハーゲンもマルメの街も大好きになりました。不思議なもので、人々の優しさや笑顔にふれ合うと、伝染するんですね。私も、伝染させる側の人間になりたいなと思いました。そして、それだけでなく、私が日本人であることがわかると、今回の東日本大震災のお見舞いと励ましの言葉を頂きました。その気持ちがとても嬉しく、ありがたく思いました。出かける前は、悩みましたが、ヨッヘンの”行ける時に、行っておこう!”の言葉通り、ほんとに来て良かったと思います。
2泊3日の短い滞在でしたが、凝縮された濃い小旅行を楽しみました。次回、訪れる機会が会ったら、その時は、シュリとティンティンも一緒に車で、中心地を離れたのどかな地域でゆっくり過ごし、出来れば、今回出来なかった美術館巡りもしたいなと思います。明日の朝、シュミットさんのドッグホテルにシュリとティンティンを迎えに行きます。私達の小旅行も終わろうとしています。最後まで、コペンハーゲンとマルメの旅行日記におつきあい下さって、ほんとにありがとうございました。
震災における動物情報のまとめです。http://docs.com/B2L1
行きの飛行機の窓から見えたエーレスンド大橋。
バスから下りて、さっそく街の散策を開始しました。
朝からどんよりと曇っていて風もあります。風になびく旗。
古い建物が並ぶスウェーデン・マルメのストートリィ広場。
広場の前にあるホテルのカフェで、2度目の朝食を取ることにしました。
レトロな感じで、雰囲気のあるカフェでした。
お腹も一杯になったところで、散歩をすることにしました。
ヨッヘンの大好きなパサージュ。
更に歩いて行くと、昔の農家のような感じの建物が並ぶ広場に出てきました。
のどかな感じがして、可愛い建物が並んでいます。
インテリアデザインの小さな美術館のようです。
国が違うから当然なのでしょうけど、コペンハーゲンとはまた違った魅力のある街です。
歩いていると、ブドウを発見したり、
フラットの入り口の色使いが、ほんとに可愛いです。
”僕は、車も銀行もドイツは信じない!スウェーデンを信じる!”が口癖のヨッヘン。最初にそれを聞いた時は、得意の訳のわからん冗談かと思ったら、ほんとに車も銀行口座もスウェーデンのものです。と言っても、名前は残っていますが、他の国に買収されましたが…!
なので、VOLVOのパトカーを見つけては、1人で”クククッ!”とウケてます。
ガイドブックも地図も持たず、気の向くままに歩くのも、これまた楽しいです。素敵な雑貨屋さんを見つけました。
コペンハーゲンと同じく、ほんとに無駄のないシンプルな感じが素敵です。右側に並べて掛けられている木は、かぱっと開けると、マグカップ掛けになっています。
室内インテリアの店ものぞいてみました。
どのようにすれば、シンプルで素敵な部屋作りが出来るのかと思います。
なので、そんな私の素朴な質問を店の人にぶつけてみました。すると、その女性が、”北欧の冬は1年の間で8ヶ月、暗くて長いので、家で過ごす時間が多いから、快適に過ごせるために、灯だけでなく、窓からの光を利用して、工夫をするのよ。私にとっては、インテリアは生活の一部になってるわ。”と、おっしゃいました。確かに、ドイツ以上に北欧の冬は、寒いだけでなく日照時間が少ないです。2年前の4月にフィンランド旅行をした時に、海面の一部が凍っているのを見てびっくりしました。ドイツは、北欧ほどではないけれど、そう思うと、いろんなものがごちゃまぜになった我が家、別名”お化け屋敷”をなんとかせな!と、思ったのは言うまでもあるまい…!(笑)
朝は、どんよりと曇っていて風も吹いていましたが、青空が広がってきました。
そして、私達はMalmö centralstation(マルメ中央駅)へと向かいました。
垢抜けたスタイリッシュな駅のホーム。
ホームの壁をプロジェクターにて写りだされる画像が、景色のように見えます。
車内もゆったりとしていて、寛ぐヨッヘン。
Copenhagen Central Station (コペンハーゲン中央駅)に帰ってきました。
ホームに入ってくる電車。
コペンハーゲン中央駅もしぶい趣があります。
コペンハーゲンを去る前に、食べ納めをしました。魚のスープ、美味なり!
ロブスターを手づかみでかぶりつく私を見て、おののくヨッヘン。
最後に、馬に乗ったおまわりさんを見て、興奮する私。
コペンハーゲンに着いて、最初に気がついたのは、街中を走るタクシーがメルセデス.ベンツの多いことです。なので、さっそく運転手さんに質問すると、”タクシーの80%はメルセデス。そして、自動車収得税が180%かかるんですよ。”と聞いて、これまたビックリ!そして、所得税は25%です。なので、物価は高いです。それは、スウェーデンも同じで、マルメで買い物をした時に、店の人とヨッヘンが他愛のないおしゃべりをしていたのですが、税金の話題になった時に、その店の人が、”確かに、税金は高いけど、医療費や老後の心配をしなくていいのは快適で、スウェーデンでは、季節の良い春と夏をスウェーデンで過ごし、寒い冬を暖かい国で過ごす年金受給者の人達が多いんです。僕も将来は、そのようにして過ごすつもりです。”と、言いました。その話を聞いて、税金の使い道が明確なのは良いなと思いつつ、近い将来、年金受給生活を過ごす私達はどうなるのかな?と、思いました。
コペンハーゲンとマルメの街で出会った人達は、誰もみな優しくて、明るくて、笑顔の素敵な人達ばかりでした。なので、コペンハーゲンもマルメの街も大好きになりました。不思議なもので、人々の優しさや笑顔にふれ合うと、伝染するんですね。私も、伝染させる側の人間になりたいなと思いました。そして、それだけでなく、私が日本人であることがわかると、今回の東日本大震災のお見舞いと励ましの言葉を頂きました。その気持ちがとても嬉しく、ありがたく思いました。出かける前は、悩みましたが、ヨッヘンの”行ける時に、行っておこう!”の言葉通り、ほんとに来て良かったと思います。
2泊3日の短い滞在でしたが、凝縮された濃い小旅行を楽しみました。次回、訪れる機会が会ったら、その時は、シュリとティンティンも一緒に車で、中心地を離れたのどかな地域でゆっくり過ごし、出来れば、今回出来なかった美術館巡りもしたいなと思います。明日の朝、シュミットさんのドッグホテルにシュリとティンティンを迎えに行きます。私達の小旅行も終わろうとしています。最後まで、コペンハーゲンとマルメの旅行日記におつきあい下さって、ほんとにありがとうございました。
震災における動物情報のまとめです。http://docs.com/B2L1
by mitshuri
| 2011-03-29 23:09
| 生活
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