2013年 01月 24日
これから
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今日は、いよいよヨッヘンが退院をし、そのままリハビリ施設に移ります。リハビリ施設から病院に朝9時に迎えに来てくれるということなので、今朝は、5時半起床、朝食と準備をすませて、シュリとティンティンと早めの散歩に行きました。今日は、気温が更に冷え込むとの予報通り、早朝の外気温は−11度でした。散歩をしていると顔が痛くなってきたので、途中で引き返そうかと思ったのですが、シュリとティンティンは、いつも通り嬉々として小走りしています。ほんとに元気です!そんなシュリとティンティンに、"これぐらいの寒さでへこたれたらあかんで!"と、励まされて、散歩を終えて、病院に向かいました。
早めに着いたので、病室で待っていると、同室の方が、"10日間、毎日、お弁当をご苦労さま。日本の料理が、寿司と天婦羅以外にもあるとわかって、僕も勉強になったよ。"と、ドイツ流のジョークを交えて心温まる労いの言葉を頂きました。私が、"奥さんによろしくお伝え下さいね。”と言うと、"僕の妻は、ストレスがたまったので、今日は友達と買い物に行くんだって。必ず伝えておくからね。"と、ちょっと寂しそうな笑顔で仰いましたが、ノルディックウォーキングの奥さんの気持ちが、ほんとによくわかります。
私は、ヨッヘンの入院中の10日間は、お弁当を作って通うことを決めていましたし、時間の余裕がなかったので、出かけることはしませんでしたが、ストレスがたまって、気持ちよく病院に来ることが出来ないのであれば、ちょっと休憩をして気分転換をするのも必要だと思います。本人が一番大変なこともわかっているし、こういうことを言うと、不謹慎だと思われるのも重々わかっていますが、それでも、毎日、病院に通っていると、上手く説明できないのですが、なんだか自分のエネルギーを吸い取られるような気分になります。私にとってのストレス解消法は、"食べる"”しゃべる””笑う”のこの3っです。"食べる"は、毎日作っていたヨッヘンのお弁当のおかずの残り物と、白いご飯と二杯目のお茶漬けで大満足だったのですが、それでも、後半にさしかかって疲れが出てきました。なので、ドイツでいろんな経験をされていて、同じ関西出身で笑いのツボも同じなファンキージュンさんに電話をしました。ジュンさんの、"もしもし"を聞き終わらないうちに、"ジュンさん、聞いてぇ~!"と、怒濤のごとくしゃべりまくりました。そんな私の話を、”うんうん、そうよね、ほんまに、その気持ち、ようわかるわ!"の言葉に続くジュンさんの笑いのツボの嵐に、お腹の底から笑いまくって、ほんとにすっきり、"さぁ、明日から、また病院に行くぞ!"という気持ちになりました。
顔見知りになった他の部屋の人達や、お世話になった看護婦さんとの挨拶をすませた頃に、リハビリ施設からの迎えがきました。病院の玄関ではなくて、ドライバーさんが病室まで上がってきてくれることに、まず感動しました。そして、荷物をあっという間に車に運んでくれました。駐車場までは、そこからそこの距離なのですが、玄関を一歩出ると、凍った雪がまるで、地面に浮かぶ小島のように、あちこちにあります。入院中は、お医者さんや看護婦さんだけでなく、病院の中にいるということで守られていましたが、病院から外に出るということと、日常の生活に戻るといことは、こういうことなんだと思い知らされました。私と同じことを考えていたのか、ヨッヘンも不安そうな顔をしていましたが、ドライバーさんが、"あなたの足の状態はわかってますよ。私がちゃんとあなたを車の中まで補助をしますので、心配しなくても大丈夫ですよ!"と、言ったかと思うと、ヨッヘンの体を支えて、車の中まで連れて行ってくれました。専門家の細かい気配りに、ほんとに感謝です。
以前、クラウスが心臓のバイパス手術後のリハビリ施設に滞在した時の記事に書きましたが、ドイツでは、水と空気がキレイで静かで環境が良く、療養所や湯治場の多い地名にBAD(バード)がつく街にリハビリ施設があるのが一般的で、ヨッヘンもエッセンから車で2時間ほどの所にあるリハビリ施設を病院から勧められていたのですが、私が車の運転免許書を持っていないので、病院にお願いをして、エッセンに唯一あるリハビリ施設を紹介してもらいました。そのリハビリ施設は、近場のドライブの時に、何回か前を通ったこともありますし、奇遇にも、私達が入籍届出婚式をした役所が近くにある街にあって、私達にとっても馴染みのある街で、その街の小高い丘の上にリハビリ施設はあります。家から電車とバスを乗り継いで40分で行けるので、私も面会に行くのに助かります。
リハビリ施設に着いて中に入って、広さにビックリ!ベッド数が550と聞いていたので、大きな施設と思っていましたが、予想以上に大きくて、まるでホテルのようです。広々としたロビーにカフェレストラン、そしてレセプションもあります。ホテルでチェックインの手続きをするような感じで、病院から渡された書類と一緒に手続きをして、イケメンの担当の人に案内をしてもらいました。部屋は個室ですが、週末家族が泊まれるように、ベッドが2台あります。各階に台所もあって、自由にコーヒーや紅茶等の飲み物を作って飲めるようになっています。部屋に入って、しばらくすると、担当医が来られて、問診とリハビリの説明を受けました。
先生の説明によると、ヨッヘンは整形外科の手術を受けましたが、それ以外のいろんな手術を受けた人達がこの施設でリハビリを受けにきているので、その人に応じたやり方で、毎日違うプログラムで、お昼ごはんと休憩を合わせて、朝の7時から夕方の4時まで、リハビリをするんだそうです。ヨッヘンは、平日のお見舞を期待していたようですが、ヨッヘンのスケジュールが忙しそうなので、完全にお休みの週末の2日間しかお見舞には行けそうにありません。
人工股関節は永久ではないので、長持ちさせるためにも、この先ずっと、走ったり、飛んだりする以外にも、体操座りや、両膝を曲げて物を拾ったり、足を組んだり、股関節を90度以上曲げたり、重い物をもったりはしてはいけないし、足にかかる圧力の負担を軽くする為にも、椅子の高さや、体をねじったり、寝返りをうつ時も気をつけないといけません。そういう動作は、今まで、日常生活で無意識にしていたので、慣れないうちは大変だと思いますが、股関節の痛みから解放され、歩きやすくなります。そして、日常生活が過ごしやすくなる為にも、ヨッヘンには、3週間のリハビリに励んでもらいます。
いたずらを企んでいる目をしたティンティンと、
クールな眼差しのシュリが、いつも、励まし癒してくれます。
シュリとティンティンが、会いたくてたまらないヨッヘンの気持ちがわかります。
その気持ちは、シュリとティンティンも同じです。
お互いに、思いをためて、ためて、会った時に、気持ちを一気に爆発させるねん!
シュリの力強い眼差しで見つめられ、
ティンティンのまん丸のお尻を撫でたら、ヨッヘンも、もっと元気が出るはず!
これからの方が大変やけど、ヨッヘンがリハビリを頑張ったら会えるで!
早めに着いたので、病室で待っていると、同室の方が、"10日間、毎日、お弁当をご苦労さま。日本の料理が、寿司と天婦羅以外にもあるとわかって、僕も勉強になったよ。"と、ドイツ流のジョークを交えて心温まる労いの言葉を頂きました。私が、"奥さんによろしくお伝え下さいね。”と言うと、"僕の妻は、ストレスがたまったので、今日は友達と買い物に行くんだって。必ず伝えておくからね。"と、ちょっと寂しそうな笑顔で仰いましたが、ノルディックウォーキングの奥さんの気持ちが、ほんとによくわかります。
私は、ヨッヘンの入院中の10日間は、お弁当を作って通うことを決めていましたし、時間の余裕がなかったので、出かけることはしませんでしたが、ストレスがたまって、気持ちよく病院に来ることが出来ないのであれば、ちょっと休憩をして気分転換をするのも必要だと思います。本人が一番大変なこともわかっているし、こういうことを言うと、不謹慎だと思われるのも重々わかっていますが、それでも、毎日、病院に通っていると、上手く説明できないのですが、なんだか自分のエネルギーを吸い取られるような気分になります。私にとってのストレス解消法は、"食べる"”しゃべる””笑う”のこの3っです。"食べる"は、毎日作っていたヨッヘンのお弁当のおかずの残り物と、白いご飯と二杯目のお茶漬けで大満足だったのですが、それでも、後半にさしかかって疲れが出てきました。なので、ドイツでいろんな経験をされていて、同じ関西出身で笑いのツボも同じなファンキージュンさんに電話をしました。ジュンさんの、"もしもし"を聞き終わらないうちに、"ジュンさん、聞いてぇ~!"と、怒濤のごとくしゃべりまくりました。そんな私の話を、”うんうん、そうよね、ほんまに、その気持ち、ようわかるわ!"の言葉に続くジュンさんの笑いのツボの嵐に、お腹の底から笑いまくって、ほんとにすっきり、"さぁ、明日から、また病院に行くぞ!"という気持ちになりました。
顔見知りになった他の部屋の人達や、お世話になった看護婦さんとの挨拶をすませた頃に、リハビリ施設からの迎えがきました。病院の玄関ではなくて、ドライバーさんが病室まで上がってきてくれることに、まず感動しました。そして、荷物をあっという間に車に運んでくれました。駐車場までは、そこからそこの距離なのですが、玄関を一歩出ると、凍った雪がまるで、地面に浮かぶ小島のように、あちこちにあります。入院中は、お医者さんや看護婦さんだけでなく、病院の中にいるということで守られていましたが、病院から外に出るということと、日常の生活に戻るといことは、こういうことなんだと思い知らされました。私と同じことを考えていたのか、ヨッヘンも不安そうな顔をしていましたが、ドライバーさんが、"あなたの足の状態はわかってますよ。私がちゃんとあなたを車の中まで補助をしますので、心配しなくても大丈夫ですよ!"と、言ったかと思うと、ヨッヘンの体を支えて、車の中まで連れて行ってくれました。専門家の細かい気配りに、ほんとに感謝です。
以前、クラウスが心臓のバイパス手術後のリハビリ施設に滞在した時の記事に書きましたが、ドイツでは、水と空気がキレイで静かで環境が良く、療養所や湯治場の多い地名にBAD(バード)がつく街にリハビリ施設があるのが一般的で、ヨッヘンもエッセンから車で2時間ほどの所にあるリハビリ施設を病院から勧められていたのですが、私が車の運転免許書を持っていないので、病院にお願いをして、エッセンに唯一あるリハビリ施設を紹介してもらいました。そのリハビリ施設は、近場のドライブの時に、何回か前を通ったこともありますし、奇遇にも、私達が入籍届出婚式をした役所が近くにある街にあって、私達にとっても馴染みのある街で、その街の小高い丘の上にリハビリ施設はあります。家から電車とバスを乗り継いで40分で行けるので、私も面会に行くのに助かります。
リハビリ施設に着いて中に入って、広さにビックリ!ベッド数が550と聞いていたので、大きな施設と思っていましたが、予想以上に大きくて、まるでホテルのようです。広々としたロビーにカフェレストラン、そしてレセプションもあります。ホテルでチェックインの手続きをするような感じで、病院から渡された書類と一緒に手続きをして、イケメンの担当の人に案内をしてもらいました。部屋は個室ですが、週末家族が泊まれるように、ベッドが2台あります。各階に台所もあって、自由にコーヒーや紅茶等の飲み物を作って飲めるようになっています。部屋に入って、しばらくすると、担当医が来られて、問診とリハビリの説明を受けました。
先生の説明によると、ヨッヘンは整形外科の手術を受けましたが、それ以外のいろんな手術を受けた人達がこの施設でリハビリを受けにきているので、その人に応じたやり方で、毎日違うプログラムで、お昼ごはんと休憩を合わせて、朝の7時から夕方の4時まで、リハビリをするんだそうです。ヨッヘンは、平日のお見舞を期待していたようですが、ヨッヘンのスケジュールが忙しそうなので、完全にお休みの週末の2日間しかお見舞には行けそうにありません。
人工股関節は永久ではないので、長持ちさせるためにも、この先ずっと、走ったり、飛んだりする以外にも、体操座りや、両膝を曲げて物を拾ったり、足を組んだり、股関節を90度以上曲げたり、重い物をもったりはしてはいけないし、足にかかる圧力の負担を軽くする為にも、椅子の高さや、体をねじったり、寝返りをうつ時も気をつけないといけません。そういう動作は、今まで、日常生活で無意識にしていたので、慣れないうちは大変だと思いますが、股関節の痛みから解放され、歩きやすくなります。そして、日常生活が過ごしやすくなる為にも、ヨッヘンには、3週間のリハビリに励んでもらいます。
いたずらを企んでいる目をしたティンティンと、
クールな眼差しのシュリが、いつも、励まし癒してくれます。
シュリとティンティンが、会いたくてたまらないヨッヘンの気持ちがわかります。
その気持ちは、シュリとティンティンも同じです。
お互いに、思いをためて、ためて、会った時に、気持ちを一気に爆発させるねん!
シュリの力強い眼差しで見つめられ、
ティンティンのまん丸のお尻を撫でたら、ヨッヘンも、もっと元気が出るはず!
これからの方が大変やけど、ヨッヘンがリハビリを頑張ったら会えるで!
by mitshuri
| 2013-01-24 23:22
| 生活
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