2015年 09月 27日
芸術の秋に浸る
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週末の土曜日は、先日更新した記事に書いた、去年の年末に本帰国をした元ご近所さんのサチコちゃんが、国際平和村の為に企画したピアニストの萬谷衣里さんのピアノのチャリティーコンサートに行きました。会場の惠光センターには日本庭園と惠光寺があるので、コンサートが始まるまで散策を楽しみました。
クラシックのコンサートだから、張り切ってスーツを着込んでいるヨッヘンも、久しぶりに惠光寺と日本庭園の散策が出来るのを楽しみにしていました。
今日は朝から青空が広がって気持ちの良いお天気です。青空に映える日本庭園がほんとに美しいです。
この景色を眺めているだけで心が和みます。
今日はお天気が良いので、多くの人達が訪れていました。
池に浮かぶ蓮をしばらく眺めて会場に入りました。
開演時刻通りにチャリティーコンサートが始まりました。
今回のチャリティーコンサートはピアニストの萬谷さんのご実家とサチコちゃんのご実家が近くて、お二人は幼馴染の関係なんだそうです。サチコちゃんが本帰国をしてから、今回の企画が閃き、萬谷さんに連絡したところ実現することになったそうですが、客席は満員御礼で、サチコちゃんの"離れていても出来ること”の思いは、皆の心に伝わっていると思います。
以前、1度だけフジコ・ヘミングさんのコンサートに行って、その時も大感動したのですが、クラシック音楽に縁遠い私は、それ以来、足を運んだ事がないので、私も久しぶりのクラシックのコンサートを楽しみにしていました。萬谷さんは国際コンクールで最高位を受賞し、ベルリンを拠点にヨーロッパ各国で演奏活動をされています。萬谷さんが奏でるピアノの音色は時には軽やかに、そして、時には揺すぶるかのように心に響きます。モーツァルト、ベートヴェン、リスト、ブラームスを弾かれたのですが、今までテレビのCMやお店のBGMで流れているのを聞き流していたベートヴェンの“月光”をじっくりと聴いたのですが、全身全霊でピアノを弾かれている萬谷さんの気迫とピアノの旋律と音色に心が震えました。私の隣で聴き入っているヨッヘンも、萬谷さんの楽譜なしの演奏に、"彼女の心と頭には音符が刻み込まれているんだ。"と、ただただ感動で唸っていました。
そして、日曜日の今日は、朝の散歩をすませてからデュッセルドルフに新しくできた”Derag Livinghotel De Medici(デラク リビングホテル デ メディチ)"に向いました。
今日は待ちに待った楽しみの日です。しずちゃんから誘ってもらったケンコバ似の和太鼓・津軽三味線奏者の木村善幸氏のコンサートの日です。
しずちゃんと少し早めに待ち合わせをしてお茶をしました。そして、ホテル内の見学もしたのですが、しずちゃんから聞いていた通り、デュッセルドルフの旧市街地に新しくできたこのホテルはほんとに素敵で、きめ細やかなサービスが心地良いです!
いよいよコンサートが始まりました!ケンコバ似の木村さんがお弟子さんと一緒にステージに搭乗しました。どんなコンサートになるのか楽しみです!
津軽三味線と言えば、松村和子の"帰ってこいよ”が真っ先に思い浮かびます。津軽三味線が3本の弦の楽器であることは知っていましたが、それ以外は何1っ津軽三味線について知らなかった私は、演奏の合間の木村さんのお話で、津軽三味線は新潟地方の瞽女(ごぜ=日本の女性の盲人芸能者)の発祥の楽器なので、楽譜で勉強したり覚えるのではなく、三味線の音を耳で聴いて覚えるのだそうです。そういう楽器の由来を含めて霊的なものがあると聞いて驚きました。弦が3本しかないのに、いろんなトーンの音の種類や、時にはエリック.クラプトンみたいな弦使いに驚き、特に撥を叩き付けるような感じの弾き方が印象に残りました。
休憩を挟んで、和太鼓の演奏が始まりました。
木村善幸さんは、和太鼓・津軽三味線の両楽器において、いろんな大会で優勝、もしくは入賞の実績をお持ちで、 最近では日本国内だけでなく、海外へと活躍の場を広げられています。木村さんは種類が異なる2つの楽器をトップレベルの実力で演奏される演奏家です。
和太鼓の演奏は何回か聞いたことがあるのですが、お腹の底に響く和太鼓の音と、魂を込めて叩かれる木村さんの演奏に感動して、鬼の目にも涙ではありませんが、1曲目が終わる頃には、知らず知らずのうちに涙が頬を伝わっていました。
和太鼓にもいろんな種類があって、打ち方も流れ打ちという打ち方があるんだそうです。この太鼓はかつぎ桶太鼓という和太鼓だそうです。
今回のコンサートのゲストはドイツの和太鼓グループの“和同響“です。
日本人の心を持つ和太鼓グループの"和同響"の演奏は、目をつぶって聴いていると日本そのものですが、大柄で筋肉隆々の人達が演奏する和太鼓は迫力があって圧倒されます。ヨッヘンが、"和太鼓をジャンプしながら打ったりするアクロバティックなパフォーマンスも良いけど、日本人独特の寡黙さと内に秘めた情熱で一心不乱に打つ太鼓の方がしっくるくるよ。"と、言いました。もちろん、これはヨッヘン個人の見解で感じ方は人それぞれ違いますが、ヨッヘンの言わんとする事が私にはよくわかります。
和同響と一緒の迫力満点のアンコールの演奏を終えて、コンサートが終了しました。
コンサートの終了後に、写真を撮らさせて頂きました。木村さんの津軽三味線のお弟子さんの遠藤さんはなかなかのイケメンです!
演奏中の表情と笑顔が素敵な木村さんと、和太鼓の共演奏者の喜田さん。
今週末は2日続けて、クラシックのピアノのチャリティーコンサートと、津軽三味線と和太鼓のコンサートの芸術の秋を堪能しました。心から感動することは生活の中でとても大切なことで、極めた何かで表現し、人々の心を感動させる事が出来るのはほんとに素晴らしいと思いました。
芸術の秋の余韻に浸りながら、ウリ坊の森で夕方の散歩をしました。
今日は森の中で、大型犬のグループがしつけのトレーニングをしていました。
さっそく、クンクンしているシュリとティンティン。
今日は鹿のグループがのんびりと散歩を楽しんでいました。
カメラを向けると接近してきて、若干ドヤ顔でポーズを決めてくれました。
木の間から顔を覗かせているMufflon(ムフロン=野生の羊)が可愛いです!
“子鹿のバンビは可愛いなぁ〜♬"と、思わず口ずさんでしまいました。
森の重鎮の大きな角の鹿。
我が家の重鎮の大きなお腹のヨッヘン。(笑)
秋は"食欲の秋"だけとちゃうねんね?芸術の秋もあったんや!
そやで!僕らもたまには美しい芸術に触れて感動せなあかんわ!
*お知らせです*
しずちゃんこと円谷静香さんの美容室"Hair make Chika"の詳細は下記の通りです。よろしくお願い致します。
Hair make Chika
円谷静香
Schützenstr.4, 40211,Düsseldorf, Germany
電話 017672884395
営業時間 10:00〜20:00
定休日 日曜日、月曜日
デュッセルドルフ中央駅からお越しの方は、
トラム703,704,712,713,バス721,722
pempelforter Str.駅下車、徒歩5分。
わからない方はお電話下さい。
ご予約承りしております。
クラシックのコンサートだから、張り切ってスーツを着込んでいるヨッヘンも、久しぶりに惠光寺と日本庭園の散策が出来るのを楽しみにしていました。
今日は朝から青空が広がって気持ちの良いお天気です。青空に映える日本庭園がほんとに美しいです。
この景色を眺めているだけで心が和みます。
今日はお天気が良いので、多くの人達が訪れていました。
池に浮かぶ蓮をしばらく眺めて会場に入りました。
開演時刻通りにチャリティーコンサートが始まりました。
今回のチャリティーコンサートはピアニストの萬谷さんのご実家とサチコちゃんのご実家が近くて、お二人は幼馴染の関係なんだそうです。サチコちゃんが本帰国をしてから、今回の企画が閃き、萬谷さんに連絡したところ実現することになったそうですが、客席は満員御礼で、サチコちゃんの"離れていても出来ること”の思いは、皆の心に伝わっていると思います。
以前、1度だけフジコ・ヘミングさんのコンサートに行って、その時も大感動したのですが、クラシック音楽に縁遠い私は、それ以来、足を運んだ事がないので、私も久しぶりのクラシックのコンサートを楽しみにしていました。萬谷さんは国際コンクールで最高位を受賞し、ベルリンを拠点にヨーロッパ各国で演奏活動をされています。萬谷さんが奏でるピアノの音色は時には軽やかに、そして、時には揺すぶるかのように心に響きます。モーツァルト、ベートヴェン、リスト、ブラームスを弾かれたのですが、今までテレビのCMやお店のBGMで流れているのを聞き流していたベートヴェンの“月光”をじっくりと聴いたのですが、全身全霊でピアノを弾かれている萬谷さんの気迫とピアノの旋律と音色に心が震えました。私の隣で聴き入っているヨッヘンも、萬谷さんの楽譜なしの演奏に、"彼女の心と頭には音符が刻み込まれているんだ。"と、ただただ感動で唸っていました。
そして、日曜日の今日は、朝の散歩をすませてからデュッセルドルフに新しくできた”Derag Livinghotel De Medici(デラク リビングホテル デ メディチ)"に向いました。
今日は待ちに待った楽しみの日です。しずちゃんから誘ってもらったケンコバ似の和太鼓・津軽三味線奏者の木村善幸氏のコンサートの日です。
しずちゃんと少し早めに待ち合わせをしてお茶をしました。そして、ホテル内の見学もしたのですが、しずちゃんから聞いていた通り、デュッセルドルフの旧市街地に新しくできたこのホテルはほんとに素敵で、きめ細やかなサービスが心地良いです!
いよいよコンサートが始まりました!ケンコバ似の木村さんがお弟子さんと一緒にステージに搭乗しました。どんなコンサートになるのか楽しみです!
津軽三味線と言えば、松村和子の"帰ってこいよ”が真っ先に思い浮かびます。津軽三味線が3本の弦の楽器であることは知っていましたが、それ以外は何1っ津軽三味線について知らなかった私は、演奏の合間の木村さんのお話で、津軽三味線は新潟地方の瞽女(ごぜ=日本の女性の盲人芸能者)の発祥の楽器なので、楽譜で勉強したり覚えるのではなく、三味線の音を耳で聴いて覚えるのだそうです。そういう楽器の由来を含めて霊的なものがあると聞いて驚きました。弦が3本しかないのに、いろんなトーンの音の種類や、時にはエリック.クラプトンみたいな弦使いに驚き、特に撥を叩き付けるような感じの弾き方が印象に残りました。
休憩を挟んで、和太鼓の演奏が始まりました。
木村善幸さんは、和太鼓・津軽三味線の両楽器において、いろんな大会で優勝、もしくは入賞の実績をお持ちで、 最近では日本国内だけでなく、海外へと活躍の場を広げられています。木村さんは種類が異なる2つの楽器をトップレベルの実力で演奏される演奏家です。
和太鼓の演奏は何回か聞いたことがあるのですが、お腹の底に響く和太鼓の音と、魂を込めて叩かれる木村さんの演奏に感動して、鬼の目にも涙ではありませんが、1曲目が終わる頃には、知らず知らずのうちに涙が頬を伝わっていました。
和太鼓にもいろんな種類があって、打ち方も流れ打ちという打ち方があるんだそうです。この太鼓はかつぎ桶太鼓という和太鼓だそうです。
今回のコンサートのゲストはドイツの和太鼓グループの“和同響“です。
日本人の心を持つ和太鼓グループの"和同響"の演奏は、目をつぶって聴いていると日本そのものですが、大柄で筋肉隆々の人達が演奏する和太鼓は迫力があって圧倒されます。ヨッヘンが、"和太鼓をジャンプしながら打ったりするアクロバティックなパフォーマンスも良いけど、日本人独特の寡黙さと内に秘めた情熱で一心不乱に打つ太鼓の方がしっくるくるよ。"と、言いました。もちろん、これはヨッヘン個人の見解で感じ方は人それぞれ違いますが、ヨッヘンの言わんとする事が私にはよくわかります。
和同響と一緒の迫力満点のアンコールの演奏を終えて、コンサートが終了しました。
コンサートの終了後に、写真を撮らさせて頂きました。木村さんの津軽三味線のお弟子さんの遠藤さんはなかなかのイケメンです!
演奏中の表情と笑顔が素敵な木村さんと、和太鼓の共演奏者の喜田さん。
今週末は2日続けて、クラシックのピアノのチャリティーコンサートと、津軽三味線と和太鼓のコンサートの芸術の秋を堪能しました。心から感動することは生活の中でとても大切なことで、極めた何かで表現し、人々の心を感動させる事が出来るのはほんとに素晴らしいと思いました。
芸術の秋の余韻に浸りながら、ウリ坊の森で夕方の散歩をしました。
今日は森の中で、大型犬のグループがしつけのトレーニングをしていました。
さっそく、クンクンしているシュリとティンティン。
今日は鹿のグループがのんびりと散歩を楽しんでいました。
カメラを向けると接近してきて、若干ドヤ顔でポーズを決めてくれました。
木の間から顔を覗かせているMufflon(ムフロン=野生の羊)が可愛いです!
“子鹿のバンビは可愛いなぁ〜♬"と、思わず口ずさんでしまいました。
森の重鎮の大きな角の鹿。
我が家の重鎮の大きなお腹のヨッヘン。(笑)
秋は"食欲の秋"だけとちゃうねんね?芸術の秋もあったんや!
そやで!僕らもたまには美しい芸術に触れて感動せなあかんわ!
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しずちゃんこと円谷静香さんの美容室"Hair make Chika"の詳細は下記の通りです。よろしくお願い致します。
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Schützenstr.4, 40211,Düsseldorf, Germany
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定休日 日曜日、月曜日
デュッセルドルフ中央駅からお越しの方は、
トラム703,704,712,713,バス721,722
pempelforter Str.駅下車、徒歩5分。
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by mitshuri
| 2015-09-27 23:58
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